番外編 面接でよく質問された内容&その回答

再出発

転職活動の面接時、よく聞かれた質問をまとめてみました。どんな回答をしたか、思い出しながら具体的に書いてみたので良かったら参考にしてください。

なぜ会社をたたんだのですか?

想定意図: 経営判断力/リスク管理能力/責任感の有無

回答:
「経営を続ける中で、資金繰り・人員の維持が困難となり、従業員や取引先の今後を考えたうえで、最終的に撤退という決断をしました。破産という形ではありましたが、給与や仕入れ代金は可能な限り支払ったうえで、弁護士の指導を受けて整理を進めました。厳しい経験でしたが、経営判断の重さと、着地までの責任を痛感しました。」

元経営者として、サラリーマンに戻ることに抵抗はありませんか?

想定意図: 組織への適応力/上下関係への理解

回答:
「経営時代は自分の裁量で意思決定してきましたが、その一方で孤独や重責も感じていました。今は、チームで成果を出すことの大切さを学びたいと考えています。立場に関係なく、組織に貢献する姿勢は変わりません。」

ご自身の強みは何ですか?

想定意図: 再現可能なスキル・貢献イメージ

回答:
「業務改善や原価管理、取引先との折衝、そして部下との信頼構築など、経営の現場で培った“横断的なマネジメント力”が強みです。実務も現場レベルから理解しており、現場と経営層の間をつなぐ役割に自信があります。」

弱みは何ですか?

想定意図: 自己認識のバランス/柔軟性の有無

回答:
「以前は、“結果を出す”ことを重視するあまり、人間関係への配慮が足りなかった部分があると反省しています。今は、周囲との連携やチームワークを重視し、目標達成と関係性の両立を心がけています。」

今後、どんなキャリアを描いていますか?

想定意図: 成長意欲/再起志向の確認

回答:
「まずは御社の事業や文化を理解し、現場の信頼を得ることを第一に取り組みたいと思っています。そのうえで、改善や提案ができる領域があれば積極的に関わり、将来的にはマネジメントや部門間連携など、広い範囲で貢献したいと考えています。」

まとめ:過去の経営経験を、未来の組織貢献に変換する

元会社経営者という経歴は強力な“資産”ですが、企業はそれを”謙虚に、実行力ある形で還元してくれる人材かどうか”を見ています。

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